私は武満さんに『フィネガンズ・ウェイク』の、隣接する文節を意味でつないで進める伝統的な小説とは逆に、まるっきり切り離す方が、根本的なものの展開を徹底して自由にする、と話したのだった。*1 日記はまさに、つながりのない断片とならざるを得ない。前…
寝る前に書いている。昼の三時から夜の七時まで会議で、会社の休憩室でカレーメシなるカップ麺を食い、しぶしぶ十時まで働いた。本当に帰りたくてたまらない日と、今日は特にいつまででも働けるな、という日がある。概して、暇な一日のほうが帰りたくなって…
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